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3歳、飛行機対策と機内での過ごし方(WDW旅行) [日記]

飛行機対策

タクシーは平気、電車は一駅すら降りる!の泣きコールの娘。
これは飛行機対策をしないと、我が家だけでなく、同乗の機内の方々に迷惑が掛かると思い、飛行機対策をしました。

①生活リズムをきちんと設定
旅行は2月でしたが、その前月の娘の生活リズムは乱れまくり。23時過ぎの就寝が当たり前になってしまっていて、これは立て直さなければと。。。
行きの飛行機は、18時離陸なので、早めに就寝してくれれば、飛行中はほとんど寝てればいい計算になるので、旅行の一週間前には、20時半就寝を徹底しました。一月の生活リズムが乱れまくっていたのが一変、旅行直前に生活リズムが安定し安堵。
そのお陰もあり、機内では寝る時間が長くて、楽でした(なちは行きは一睡もできませんでしたが、爆)

②機内で使うおもちゃ類
もし普段と違う環境で、寝なかった時のために、娘のお気に入りのおもちゃを用意しました。新しいおもちゃも用意した方がいいとネットの記事にありましたが、うちの娘の場合、反応しない場合があるので、一週間前くらいに新しいおもちゃを解禁し、その反応で持参しました。
◎・・・役に立ったもの、〇・・・時間潰しに使ったもの、△・・・使わなかったもの、×・・・不要だったかも

◎飛行機に乗ってる時はベルトしようね、大きな声で泣いちゃいけないよ、的な注意書きをイラストにしたもの(自作)
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〇絵本3冊(大好きなノンタンと、これ何かなシリーズ)
△アンパンマンをさがせ!の本(ウォーリー的なもの)
◎ヘッドホン(機内で使用できる子供用)
〇コドナビ(アンパンマンのタブレット端末)
×ガラケー(オモチャとして)
◎ガーゼ(娘の安心グッズ)
◎クマのぬいぐるみ(娘の安心グッズ)
〇飛行機型腕時計(飛行機を見慣れるために購入したオモチャ)、機内では使わなかったけど、購入して良かった
◎お絵描き帳、カラーペン

荷物の上限は、娘のリュックに入れて、娘自身が背負える量と重さ。
コドナビは、重たいのと、手荷物検査で別提示した方がいいのかもと思い、パパリュックにインでしたが、他は全て娘のリュックに。

やや多いとは思いますが、未だイヤイヤ期の娘に、飛行機だけで14時間くらいを座席で過ごしてもらうには、あらゆるパターンを想定し、持参しました。
まぁ、使わなかったものもありましたが。

③言い聞かせ
2週間くらい前から、「飛行機の中で、怒ったり、大きな声で泣いたりすると、お客さんが、うるさいよ~、眠れないよ~、って思うかもしれないから、静かにしようね」と、何度も何度も娘の機嫌の良い時に言い聞かせしてきました。その効果は、娘の潜在意識に働いたようで、とっても効果があったように思います。

④寝るための秘策
秘策なので、全ての方に向くわけではないですが、このブログは自分のメモなので、記しておきます。宇津救命丸と風邪薬を使いました。うちの娘は私に体質が似ていて、風邪薬の抗ヒスタミンに対して眠くなる体質です。風邪薬を服用するとひと晩よく寝てくれることが多く、今回は直前に風邪を引いていたこともあり、風邪シロップを飲ませました。また気分が落ち着く用と滋養強壮目的で宇津救命丸も携帯しました。どちらも旅行前に使ってみて様子を見て今回の旅でも使おうと決めました。

⑤ジェットエンジンの音
これは乗ってみたからこその感想なんですが、意外に飛行機は子供の泣き声など、誰も気にしません。嘘のような本当の話。飛行機はジェットエンジンの音がかなりうるさいのと、皆さんイヤホンなどをして別の世界にいってるので、意外に気にしないんです。うちも着陸前20分間、激しく大泣きしましたが、前の座席の方が泣き声を気にしている風は感じませんでした。電車の方が、子供の泣き声や振る舞いに神経質になりますが、飛行機は大丈夫です。泣いても何とかなる!と思ってください。

⑥最後は祈る(笑)
案ずるより産むがやすしとは言いますが、親がうろたえてると子供も不安に思います。飛行機、乗ってしまえば目的地までひとっ飛びです。泣いても騒いでも、意外に何とかなる!と信じて(笑)、CAさんや周りの方に助けて頂きながら、最後は神頼みです(笑)

【実際の移動の過ごし方】
①往路
タクシー→成田エクスプレス→飛行機11時間+待ち時間1時間→飛行機2時間→バン

タクシー利用により、親子とも負担軽減。
成田エクスプレス、端の席を予約したので、座席裏にベビーカー収納したりもでき、便利。多少線路トラブルで遅れたが、ほぼ問題なく到着。娘の機嫌も悪くない。

飛行機乗る前、何とか機内で寝てもらいたいので、集合時間まで空港内を散歩。普段と違う環境に興奮ぎみだが、散歩で少し落ち着く。

チェックイン。
3人並びの席が取れず、パパのみ離れた席に。機内は満席なこともあり、カウンターで変更をお願いしたが、シングルで乗ってる方が移動してくれない限り並び席にはなれないとのこと。出来る限りアナウンスで呼び掛けるが、確約できないと言われ、、、なち、11時間の不眠不休の修行を覚悟する。
搭乗口で並んでいる時、パパ名前アナウンスあり→親切な方が移動して下さり、無事に3人並び席になりました!
なち、神様仏様ありがとう!と心の中で絶叫(笑)

国際線(成田~シカゴ、18時離陸予定)
飛行時間が11時間と一時間予定より短くなったのに、管制指示が出ず、離陸が一時間遅れるが、無事に離陸。
しかし、かなり機内が揺れ、いつまで経ってもベルトサインは消えず、娘もベルトを付けたまま座ってるのが限界に。この間、ベルト着用のイラストを見せ、ベルトイヤイヤは乗り越える。
元来飛行機大嫌い、高所恐怖症のなちは、揺れにビビるが、娘の不安そうな顔を見て、奮起!
娘を抱っこヒモに収め、娘の安心グッズのクマ人形とガーゼを渡し、子守唄を歌う。歌い続ける。すると、何故か自分自身が落ち着いてくるではないか。そして、それまでにちょこちょこパンを食べていた娘は、夕飯を食べることなく20時前には就寝。ベルトサインが消えるまでは抱っこヒモだったが、抱っこで寝るのが窮屈だと娘がもがくので、座席に横にならせ、就寝。そのまま7時間くらい寝てくれました(途中寝ぼけ起きはありましたが、すぐにまた寝る)
21時にようやく夕食。パパはしばらくして3時間は寝れたと言ってました。なちは、、、飛行機怖いし、娘が心配だし、、揺れるし、ってことで一睡もできず。

娘が寝てくれて順調だった11時間の機内でしたが、着陸する際、耳が痛くなってしまった娘は大号泣。水分を摂らせようとするも、もう痛い痛いで泣くばかり。仕方なく、着陸までの20分間泣きっぱなしでした。でも、着陸したらケロリ。ホッとしました。

乗り継ぎに伴い入国審査。
乗り継ぎ時間が3時間なく、離陸が一時間遅れたので、超焦る。運よく入国審査ではほとんど誰も待っていなかったので、10分くらいの待ち時間で審査。
私達の2組前の女性一人が別室送りになったので、ちょいと心配していたら、的中。英語で突っ込まれまくりの我が家。うちのパパさん、人が良い顔立ちしてると思うんですが、悪人顔に見えたのかしら(笑)。何やら質問され、正直に答えるのに、疑われる日本人家族しかも子連れ。ともあれ、持ち込み食料の一覧メモは提示するだけでOKをもらえ、無事にたぶん5分くらいで通過。

預け荷物の引き取り。
ここで、旅行中最大のトラブル発生!!!
預け荷物として、スーツケースと一緒に預けたベビーカーが、一向にカラムから出てこない!
もう新たに荷物も出てこないし、荷物は全て出ているというし、乗り継ぎ時間が迫ってるし、ツアー同行者の方々も待たせてしまってるので申し訳ないし、、、
うちのパパは、ベビーカーを諦めようと言い、、、それも仕方なしとは思うものの、近くに係員の方もいないし、半ベソのなち。
でも、このままでいいはずない、何もしないで諦めたくないと思い、少し離れたところにいた係員のお兄さんに、英語で話しかける。
なち「Excuse me...私のバギー、紛失しました(英語で言いましたよ、一応)」
係員「バギーって、ベビーカーのこと?」
なち「イエス」
係員「預け荷物で入れたの?手荷物で入れたの?」
なち「(預け荷物で入れたんだけど、どう言えばいいのかわからず、出てくるカラムを指さし、あそこから出てくるはずなんだ!と必死にアピール)」
係員「荷物の預かり証ある?」
なち、探してみたが見当たらず、、、もうこれでダメなら仕方ないと思って、荷物に名前のタグが付いてるのでそれを見せたり、スーツケースについてる預かりタグを見せたり、、、
そしたら係りのお兄さん、どこかへ探しに行ってくれた模様。そして5分くらいで、颯爽とカートにベビーカーを乗せて、やってくるではないですか!!!

もう、もう、知ってる限りの感謝の言葉を言いましたよ。というか、サンキュー連呼でしたけど(笑)。どうやら、預け荷物だったからスーツケースと一緒に出てくるはずだったけど、搭乗口に置いてあったのかしらね、となちは推察。まぁ、無事に手元に来てくれたので、実際のことなんてどうでもいいんですけど。
その係りのお兄さんは、爽やかな笑顔で、スーツケースもカートに乗せると楽だよ!的なことを英語で言っていて、ベビーカーとスーツケースをカートに乗せて、税関移動。
税関はほぼ何のチェックもなく通過しました。

なち、英語全くできないんですよね。まぁ、耳が悪いので聞き取れないのが原因だとは思うんですけど、発音も自信がないし、英語できないと思い込んでるし。でも、いざとなったら、人間必死になったら、何とか通じるもんですね!なちが喋った英語なんて、マイバギーイズミッシングだけですもん。後はゼスチャーと必死な一生懸命な雰囲気(笑)。
あのお兄さんがベビーカーをカートに乗せてこちらに歩いてくる時、なちは本当に後光を見ました。神がいた!ヒーローがいた!救世主がいた!って(笑)
このWDW旅行中、色々ありましたが、本当人に恵まれました♪

とまぁ、トラブルもありつつ、ターミナルをモノレールで移動し、搭乗口へ。結果的には入国審査で待ち時間がなかったこともあり、余裕を持って乗り継ぎ出来ました。
ツアー同行者の皆さんも、我が家のトラブルにイヤな顔せず待っていてくれて、本当に感謝です。

国内線(シカゴ→オーランド、2時間)
国内線の飛行機は無事に3人並びの席をゲット。娘はずっと起きていました。お腹が空いたと言ったので、アルファ米に水を入れて作ったりして、それを食べたり。
そしてそして、この旅二人目の救世主、ブレンダン(笑)
本当の名前はブレンダンではないんですけど、娘は英語の先生ブレンダンだと思ったらしく(雰囲気似てる)、勝手にブレンダンと呼びかけてました。通路挟んだ隣の席に座ってくれたおじ様。
このブレンダン似のおじ様が、優しい子供好きの方で、娘に話しかけてくれたり、タブレットで動物の動画を見せてくれたり、特に降りる1時間前からは、仲良さそうに話してました。
驚いたのは、英語で長いことブレンダンさんが話してるのを、娘がうん、うんと言って聞いていたこと。それはそれは、本当に意味が通じてる風な頷きなので、ビックリ。当然なちは分からない内容なんですが、二人で通じあっていて、仲睦まじい感じが微笑ましかったです。
そのおじ様の少し離れた席に娘さんがいたらしいのですが、その日がお誕生日ということで、おじ様が音頭とりつつ、HAPPYBIRTHDAYの歌の合唱が始まりました。娘の耳痛も、国内線は高度も低いということもあり、起こらず。このブレンダンさんには本当にお世話になりました。飛行機を降りてからも、出口まで娘を構って声をかけてくれて、有り難かったです。

バンでホテルまで
オーランド国際空港に到着してからは、専用のバンでホテルまで移動。車で30分。現地時間で22時過ぎだったので(時差14時間の日本では昼間)、抱っこヒモに乗せた娘はすやすやとねんね。途中、コンビニに立ち寄った時も寝ていました。
ホテルに到着したら起きて、そこから3時間くらいは起きていましたが、何とか寝てくれて、翌日も無事に観光出来ました。

②復路
バン→飛行機2時間→飛行機13時間→成田エクスプレス→タクシー

早朝6時集合なので、娘は眠そうだったが何とか起きてくれて、バンで空港へ。
ここでも、帰りの13時間のフライトで3人並びの席になれず・・・。やはり満席のため、移動不可。まぁ、帰りだし、仕方ないかと諦めていたら、ツアーの同行者の方が、席を交換してくれて、無事に3人並びの席に!はぁ~、、この旅、本当に人に恵まれたなと痛感。ありがたや。

少し搭乗開始まで時間があったので、なちは朝食とお土産屋巡りをしてました。
写真は、搭乗前に飛行機を見て喜ぶ娘。
1487624334989.jpg傍らには今回大活躍のクマのぬいぐるみ。これのお陰で娘は落ち着いていたと思います。

国内線(オーランド~シカゴ)
搭乗前から、お腹が痛いと言っていた娘。うんちが出る模様。その前日にうんちしていたので、特別便秘ということでもないとは思うが、すぐに忘れて遊んでいたので放っておく。
機内では2時間、離陸した直後に寝ていました。ほとんど寝がえりもせず、ずっと。親も疲れていたので、行きとは違い、なちも寝る。

国際線(シカゴ~成田)
乗り換えは45分だったが、ターミナル移動もなく、搭乗口を移動するだけ(それでも結構歩きましたけどね)、荷物の受け取りもないし、問題なく国際線の搭乗口へ。
席を交換して頂いたので、3人並びの席。帰りは少し長くなり13時間フライト。
しかし、娘の体調に不穏。
お腹が痛いと再び言いだし、離陸してずっと寝ていたのだが、30分毎に目覚めてはお腹が痛いと泣く、そして寝るを繰返す。念のため手荷物で持っていたラキソベロン液を離陸2時間後には服用させて様子をみるが、娘の様子は変わらない。結局、離陸3時間辺りで、ベルトサインが消えたタイミングで娘をトイレに連れて行き、便秘の坐薬挿入。案の定超嫌がって大泣きしたが、それでもスムーズに挿入でき安堵。本来なら1時間もすれば排便するのだが、この時は3時間経ってようやく排便。無事におしりもキレイでき、そこからは娘は長い時間寝てました。
親も旅行の疲れもあり、飛行機に慣れたこともあり、なちでも3時間は寝れたと思います。
着陸の際は、やはり耳が痛くなり、20分くらい泣いていましたが、パパの飛行機用耳栓をしたら、少し楽になったようです。

成田エキスプレス
電車で移動中、パパの膝の上で、ぐったりしていた娘。疲れた模様。でも逆に大人しくて、こちらとして大助かり。乗車前におにぎりを買ったので、少し食べて、寝てしまいました。

タクシー
ほぼ寝ていました。自宅前に着いた時に、アパートの階段を自力で登ったんですが、部屋に着いたら、コタツで就寝。そこから翌朝まで起きなかったです。

総じて、、、
本当に人に恵まれたので、困って困って大変よ~、の状態にはなりませんでした。
でも、あらゆる対策をしていたので、親の気持ちとしては、これでダメならもう仕方ないと開き直れたってのもありました。
対策の中で一番効果があったのは、子守唄、でした。親であるなちも、娘も、これで機内落ち着いて過ごせたので、本当に子守唄ってすごいですね。

とにもかくにも、無事に帰国出来て安心しました。

(追記)
実際に娘を飛行機に乗せて、困ったこと2つ
①耳抜きが苦手なこと
痛くなってしまうとパニック状態になるらしく、水分も食べ物も受け付けず、結果耳抜きが出来なかった娘。国際線だけ着陸前の20分痛くなっていた。でも2時間の国内線は大丈夫だったようなので、これからも国内線は問題ないと思われる。っていうより、耳抜き上達しますように。

②シートベルトの着用
10数時間の間、シートベルトしてるのは子供には酷だし、でも飛行状態によっては全然ベルトサインが何時間も消えない時がある。それを子供に理解させ、シートベルトを着用し、じっとしていろ!というのはムリがある。なので、航空会社によっては不可らしいが、ベルトサイン中は、抱っこヒモの中でじっとしていてもらいました。私としては、ベルトサイン中に、急な気流の乱れでフワッすることやウワァっとすることに遭遇したことがあるので、本来なら飛行中はずっと娘にもベルトをしていてほしかったけど、、、やっぱり難しかったです。


タグ:飛行機対策


2017-02-21 13:14  nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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