新型インフルに「掛からないために」「掛かったとしても」 [医療関係]
こんばちは、なちです。
今日は大変混雑しました。
新型インフルエンザも来ました。
もう珍しくもありません。
今日来られたインフルAの患者さんのお母様が「まさか、うちの子がインフルになるなんて」と仰っていましたが、おそらく数年のうちにほぼ全ての人は新型インフルエンザに罹患すると思います。
そして新型インフルは季節性インフルと呼ばれるようになります。
新型インフルエンザに私は掛からないとか、うちの子供は大丈夫とかはないです。
私も含めほとんどの方は数年以内に新型インフルエンザに掛かります。
だって免疫ないですしね。
掛からないためだけの対策よりも、いかにインフルエンザに負けないかが大切なんですよね。
新型インフルエンザは掛かった方の約1%が入院し、そのうちの1/4が亡くなると言われています。
新型インフルエンザに掛かった時に重症化するその1%に入らないようにすれば、新型インフルエンザに掛かっても軽症で済みます。
そのためには体力を高め、インフルエンザという外敵と戦う力がないといけません。
しかし新型インフルエンザを軽く見ていると、症状の急変を見逃してしまいます。
重症化しインフルエンザ脳炎や肺炎になる人は特別な人じゃありません。
普通の人だって重症化する可能性はあります。
重症化は劇的に早いスピードで症状が進行する場合があるので、少しでも普段と違う症状(突飛な行動をする、うわごとを言う、意識がぼんやり又は無くなる、興奮、息苦しい等)が出たら直ちに医師に相談してください。
季節性のインフルエンザワクチンも接種できるならやっておいた方がよいでしょう。
新型には効きませんが、毎冬に流行する季節性インフルには効果があります。
基本的ですが、手洗いうがいは効果があります。
マスクも患者自身がすることは感染拡大を防ぐため有効ですし、密閉空間に長時間いる人ならば、マスクをし飛沫を吸わないという意味でマスクは予防に意味があります。
「新型インフルエンザに掛からないために」
「新型インフルエンザに掛かったとしても」
この二つを念頭に置いて、これからの流行期を乗り切りましょう!
私も薬剤師として頑張ります。
一緒に乗り越えましょうね!
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