七夕。 [日記]
こんばちわ。なちです。
今日は、七夕です。
だから語ります。だから、、、の意味が不明ですけど、語ります。ってか最近、語ってばっかやんけ。
なちには、生涯どうしてもこの人には負けると思った人が２人います。
負けるというのは、人としてです。
生きているポテンシャルの高さが半端なく、人としてとてもステキな人です。
一人は高校時代のクラスメート。私が男だったら、間違いなく惚れていたであろう、天真爛漫でマジメで誠実で優しい子です。もう一人は、保育園から中学まで一緒だった、友人です。
７月に入ると思い出すのは、その友人。
彼女はとても頭の良い人であり、人として決して間違ったことをしない人でした。優しいお父様と明るく生真面目なお母様の愛情を一身に受けて育ち、ピンと背筋を伸ばしている子でした。保育園以外、彼女と一緒のクラスになったことはたぶんなかったと思います。けど、小学校に入ってからも彼女とは時々遊んで、もう保育園から知ってるので、あちらのお母様とも私は顔馴染みだし、うちの母のことも知ってます。
人として尊敬できる子でした。嫉妬してしまうくらい、誠実で強くて、間違ってることを間違ってるとあの若さで言える、強い子でした。
中学３年７月の終わり、彼女は交通事故で亡くなりました。その事実を知った私は、すぐに母に報せ、保育園時代の友人達に連絡を取りました。特に他校にいる人に。次の日の通夜。私は母と一緒に、中学の同級生とは別の列でお別れを言いました。一緒に行ったのは、卒園後も他校にも関わらず仲良くしていた別の友人とそのお母様と。通夜振る舞いの時、懐かしい面々に出会いました。卒園以来ほとんど会っていなかった、保育園時代の同級生とそのお母様達。軽い同窓会でした。きっと、悲しいけれどこういう機会でもなければ、二度と会うことのなかった人達であると思うと、何だか不思議な気分でした。その時、亡くなった☆ちゃんのお母様が、私達に挨拶に来てくれました。その姿を私は忘れることが出来ません。突然、最愛のたった一人の我が子を亡くされたお母様は、一人では歩くことも出来ず、親戚の人でしょうか、に支えられていました。そして私達に「あの子の分まで、生きてください」と言いました。１５の私にとって、衝撃でした。誰かの分も生きることなんて出来ないと。しかも普通の子ではないんです。誰もが憧れる素晴らしい子だったんです。神様って不公平だよね。
翌日の告別式。私は塾があったので、行けませんでした。母に昨日お別れしたんだからと言われて、塾に素直に行きました。告別式に参列した別の友人から、告別式では保育園時代の彼女の肉声のテープがあって、そこには唄を歌う彼女だったり、楽しげに遊ぶ彼女だったり、何よりも驚いたのは、そのテープで彼女は仲の良いお友達というので私の名前を挙げてくれたそうです。それを聞いたとき、私は嬉しく思い、同時に後悔しました。何で塾に行ったんだろうかと。彼女との最後の別れを何故してこなかったんだろうと。人は何かをして後悔するよりも、何もせずにいた方がより後悔するというのを思い出します。最後のさようならを言えず、事故の２週間前、最後にあった彼女の姿。学校の３者面談の待ち時間に、私と母と彼女が廊下ですれ違い、少し話をした光景を思い出しました。小さかった私と彼女。そういえば、小学校に上がったとき、彼女が１組で、私が３組。離れてしまったクラスを淋しいねと言ったのをまだ覚えています。
今、私の薬局には彼女のお母様が薬を取りに来られます。彼女は今でもたくさんの人に愛されてるらしく、今も彼女のお家には当時の彼女のお友達が遊びにいらっしゃるそうです。私はそこまで行動的ではないけど、一生忘れません。
今でも７月の彼女の命日には、事故現場に行って、手を合わせます。お墓に行こうと思うけれど、正直に言うと場所を忘れてしまったこともあるし、照れもあって１周忌以来一度も行ってません。
７月は私にとって、特別な月です。
歓びと哀しみと後悔とそれ以上の何かを考えさせてくれる月です。
今日はなちさんの誕生日。。。（あくまで他人事のように、笑）
ねぇ、☆ちゃん。
あなたは私の目標です。あなたの分も生きれはしないけれど、あなたも私がなりたいと思う人の一人です。
今年の命日も、近所の花屋で花を買い、あなたに手を合わせにいくでしょう。
あなたのように、強く生きたい。
ＨＡＰＰＹＢＩＲＴＨＤＡＹ☆なち♪
↑って、ＣＩＫですね。。。ちょっと痛い子、笑。
うりゃあー。
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