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なちの出産ドキュメント ☆ [マタニティ]

こんばちわ、なちです。

いよいよ年の瀬押し迫ってまいりましたね。

さよなら2013年。ようこそ2014年。
それでは、皆さま、楽しい一年にいたしましょーね!

って、いきなり挨拶かいっ!(笑)

大晦日ですが、今年一番の記事をアップせにゃ、年越せないわぃ(笑)

なちの出産ドキュメント、、、お暇な方のみDOぞ♪

(簡単に出産の流れ)

28日 出産予定日
午後、定期検診(なち、両親と一緒に受診)
NSTを初めてやるも、出産の兆候なし
ただ、いつ生まれても不思議ではないと言われるが(笑)

16時 帰宅
19時 夕食
20時 入浴(37週から続けていたおっぱいマッサージの影響で、お腹が張る)
20:15 入浴上がり、この時はいつも以上にお腹が張っていたが、お風呂から出たら少し休もうと思っていた矢先、髪をとかしていたら、パシャという破水(ナプキンで受け止められたが、破水だとすぐ分かる。おしるしも確認)主人にメール
20:30 主人帰宅、実家に電話
20:35 主人が夕食、入浴終わったら病院に電話しようと、準備(洗濯、片付けなど)してたら前期破水(ズボンがぐっしょり)、急いで産科へ電話、動くと大量に水が漏れるため動けず。とりあえず1人でタクシーで産科へ
21:20 破水と確定し、入院決定。NST。子宮口はまだ閉じている。主人到着
22:00 陣痛室へ移動(但し陣痛はなし。破水が止まらないので、横になっても染み出してしまい寝れない)
22:15 母が産科着。但し病院内規則により入館出来ず。主人に、母に説明してもらうようお願いする
22:30 すぐに出産にはならなそうなので、主人は帰宅
23時頃 腰がズーンと重くなり、不規則な軽度の腹痛感じる

29日
0時すぎ 規則的に腹痛腰痛あり(5-7分間隔)
1時 見回りの助産師に陣痛だと伝える
1:16 地震あり
4時過ぎ 痛みが本格的に、1人では耐えられくなり(腰をマッサージしてほしかった)、主人を呼んでもらう

5時 主人着
7時過ぎ 主人は仕事の為、帰宅
8:30 母到着。母のマッサージはすごく力が入っていて嬉しく、顔を見ただけで号泣(笑)
9:15 診察、子宮口3cm、まだ子宮口は開いてないが、痛みは苦しい。医師に昼には生まれてるか尋ねると、その可能性はあると言われ、頑張る気力となる
10:30 主人が会社に休みを求め、病院に到着
13:45 診察、子宮口は6cmに。昼までに生まれなかったので、実はテンションが下がる
17:00 夕食。陣痛を強くするために、なるべく多く食べるように言われる。酢豚だったが、人生の中で一番の激マズ(笑)。それでも5割は食べたかな。
18時頃 母がいられる面会時間までに出産となるように、陣痛を強くしたいが、まだ子宮口が全開とならず、かなり焦る。主人が肉好きなので「1129イイニク(良い肉)」の日に産みたいと言うが、「1130イイ見通し」でもいっかと冗談を言うのが精一杯。
19時過ぎ 面会時間が終わりに近づき、母が帰宅。「ごめんねぇ」と連呼するなち。
21時頃 ベットに腰掛けると陣痛は和らぎ、横向きに眠ると陣痛は強くなる。陣痛が強くなるのが怖く、なかなか横向きになれなかったが、意を決し、横向きになる。とたんに痛みが強くなり、とにかく辛い。腹痛より腰痛の方が辛く、主人にマッサージをしてもらう
23:58 主人がカウントしてくれていた陣痛のラスト。この頃はずーっと「ヒィーウゥゥー」と呼吸法。他人が聞いたら断末魔(笑)

30日
0:04 分娩室へ移動(やっと移動でき、体とは裏腹に、ゴールが見えて安堵する)
0:15 準備を終え、主人入室。立ち会い出産開始。本当の地獄の始まり(笑)。
主人は私がいきむのに合わせ、私の上体を起こす手助けのため、枕を持ち上げるのと水分補給のお手伝い(最初から最後まで無言で支えてくれた、感謝!)
1:15 何度いきんでも赤ちゃんの頭が引っかかり、子宮口から出てこれない、すでに体力の限界に達し、全身から汗が。腕も足も力が入らない。助産師から医師に連絡し、疲労で弱くなった陣痛を強くするため、陣痛促進剤の同意(主人が記入)、投与開始
1:45 陣痛促進剤がMAXで効いてくる時間。この間も休みなくいきむが、状況は変わらず。いきむ時、モニター音(赤ちゃんの心音等)など全ての音が消え、無音になるのを自覚
2〜3時 点滴濃度が5ずつ段階的に上げられ、陣痛は強く感じるが、いきむ体力が持続出来ない。いきむ体位も横向きになるが変わらず。
「まだですか?」「これ以外方法はないですか」と助産師に尋ねるが、赤ちゃんの心音が元気なので、他の方法はないと告げられ、絶望的に感じる。いっそ帝王切開にしてくれと心底思うが、いきむしかないのだそうだ。
3:10 何度もいきみすぎ、体力なくなる。隣りの主人に「まだ?」と尋ねるのが精一杯。助産師に「あと何回いきめばいいですか?」と尋ねると、意外にも「あとラスト1回いきんで、出なければ先生に相談する」との答えに希望を見いだす
3:15 渾身の力でいきむが、状況変わらず
3:20 医師、別の助産師入室。医師は一番好きなS先生。その顔を見た時「神だ!」と思う(笑)
3:30 医師の内診。子宮口辺りをグルグルされ、思わず「うぅ〜」と呻き声が出る
3:35頃 会陰切開(痛みはないが、ハサミで切られた感じはする)
3:35 これで正真正銘最後のいきみ開始、医師がカップ状の吸引を持ってるのが見える、それを子宮口に入れたようにも。痛みよりとにかく苦しい。呻き声が出る
3:45 医師「これで最後だから思いっきりいきんで。声は出さずに」。いきむ体力はなく、産道が痛い。でもラスト一回!助産師リードのもと、今までになく長時間いきむ。
記憶が飛ぶ
気付いたら、主人が私に「赤ちゃんが出てきたよ」と告げ、自分の股の間に顔が見える、助産師が私の手を胸に合わせるように乗せ、呼吸法を指導

3:51 程なく我が子誕生!
生まれた瞬間、主人が「生まれたよ」と言い、産声を聞いた時に、自分の役目を終えたのと、赤子の誕生の感動より疲労感が勝り、頭が回らない
涙は出ず、主人も泣かなかったと思う
軽い処置を終え、我が子を間近で見た時に、きれいな顔で産んであげられて良かったぁと女の子なのでそう思った
、、、と同時に、こんなに辛いならもう二度と産みたくない、と思った(翌日には早速撤回するが、笑)

主人、分娩室より退室(母にメール)
会陰縫合(意外にしっかり何度も縫うのね。産道も縫合)
後陣痛と陣痛促進剤の併せ技の影響で、下腹が痛い(陣痛ほどではないが生理痛より痛い)
助産師さんが着替えを勧める
入院時に着替えた服は、汗でびっしょり(有り得ない程の汗、きっと絞れる←笑)
持ってきたパジャマに着替えるが、その頃から激しい寒気を感じる(歯がガタガタとすごかった)
着替えをするのも難儀
立つだけでよろけ、自分が何をしてるのか、力の入れところが分からない
毛布を掛けてくれ、暖房にも切り替えたが、震えは止まらない

主人、再び分娩室に入室
私の母に連絡出来たことを告げる
助産師さんが親子3人の写真を撮ってくれる(生後30分の娘は顔がパンパン)

4:30 助産師が退室し、少しだけ親子だけの時間
主人、自分の親に電話(すぐにお義母さんが出てくれた)
4:50 主人が一時帰宅
5時すぎ なち、車椅子で個室(トイレ付き)に移動、暖房をMAXで入れてもらい、休養睡眠
7時すぎ 目覚める。暖房が不快だったので、調整しに行こうとするが、立てない!歩けない!
ようやくリモコンまで行き、トイレに行き(産後の最初のトイレは重要)、トイレを血だらけにする(爆)←掃除が出来ず母に頼む(激々爆)
ベッドまでたどり着けず、床にへたり込む
急激に寒さを感じたが、靴下や上着を着る場所まで立ち上がれない、歩けない。30分近く寒さと疲労で床に座ってたが、ようやくベッドまで行き、何とか横になる(あまりに情けない体に悲しくなる)

8:00 朝食が来るが、食欲全くなし。丸2日ほとんど食べてない。
8:30 ナースステーションから電話があり、排尿の有無確認。息切れが止まらず、蚊の泣くような声で返答
とにかく全身筋肉痛と会陰とお尻の痛み、甚だしい疲労で再びベッドに横になったら、母が来るまでの20分間が永遠に感じる
母になったというより、想像以上の極限に接し、母に甘える子供に戻った感じ

8:50 母が面会に。涙が出た。母に甘え、辛かった分娩室の出来事を話し、二度と子供はごめんだと放つ(繰り返すが翌日には訂正する、笑)
9:15 授乳時間を利用し、娘が病室に来る。助産師に手渡しされるが、腕力がなく抱き続けてあげられない。母に代わってもらう。母親になったというのに、母親らしいことが出来ずヘコむ
9:45 授乳時間はあと数分と言う時に主人着。抱っこは私より上手。

〜 〜 〜

<今回の出産を通じて感じたこと>

・お産の始まりが破水だったのは意外だった(軽度の破水の段階で、洗濯や片付けをし動いたら、本格的な破水をした。動いたらダメなのは本当。でも破水だとすぐにお産にはならないので、漏れる水に焦らなきゃある程度、家事は出来たかも)
・まさかこの日に始まるとは思わず、寝不足だった(昼寝する時間がなかった、臨月に入ったら寝て体力温存せにゃね)
・陣痛室を丸3日近く占領したが、3人部屋にも関わらず、私が入室時は誰も同室にならなかった(お陰で私も主人も母も気が楽だった、ラッキー)
・お産は地獄だと思った(あらゆるパターンを想定していても、現実の方がキツい)
・立ち会い出産だったが、主人は第2子に関し、消極的になった(理由は私が出産に耐えられないとのこと)。主人は陣痛室の前を通ると「地獄部屋」と言う(笑)
・お産は体力勝負、リラックスが大事(初産の私は、終始リラックス出来なかった)
・陣痛はどんどん痛みが来ないとダメで、怖がると私みたいに長引く。長引くと体力がなくなるので、微弱陣痛になってしまう
・陣痛が強くなると、呼吸法をしっかりしていても、苦しい声は出る(なちの場合、ヒィーウゥーだった)
・分娩台に乗っても、ゴールじゃない時がある(たまひよの4-5回のいきみで産まれるなんて記事はウソだ←笑)
・ちなみに私はいきむのが下手だったか、子宮口全開でもいきみ感がないまま分娩室に行ったのも良くなかったかも
・昔だったら、母子ともに無事と言える出産ではなかった可能性。現代でラッキー☆
・妊娠中は出産がゴールに感じるが、産後は育児のスタートだと痛感。出産が終わるとマタニティ期間について全く思い出さなくなる(遠い過去状態)
・主人を戦友だと思った。特に陣痛がMAXになる数時間前から、私の腰をマッサージしてくれたこと(私が強さや場所を細かく指示し、しかも口調が強いのに文句も言わず)、分娩室で黙々といきみの手伝い・水分補給(「みず!」と言う度に甲斐甲斐しく)
・主人も翌日は筋肉痛になり、おじいさんみたいな歩き方に(笑)


今年中に、出産に関する記事をアップできて良かったなぁ~。

私にとって出産は、あらゆる悪条件を想定した以上の地獄だったけど、
考えてみたら地獄の分娩室でも娘の心音は元気いっぱいで、
結果的に母子ともに無事だったから、オールオッケィだよね〜。


ちなみに…

もう、私達夫婦の間では、笑い話になっておりやす(笑)
以下はその笑い話。

神だと思ったDrに寝癖が付いてたこと(主人はどこを見てるのやら、笑)
生まれたての娘のパンパンな顔を見て、主人は「どうしよう。ブサイクだ」と思ったらしい(笑)
私の最後にいきむ時の顔が、変顔だったと言ってた(全く、こっちは命かけてるっていうのに、笑)

写真は、主人と母がカウントしてくれた陣痛の記録。
なち的に「地獄の記録」です(笑)
131231_1801~010001.jpg

タグ:陣痛


2013-12-31 18:55  nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
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ミィシャ

あけましておめでとうございます。
貴重な記録、拝読いたしました。
なちさん……すごいです……。
@@
ほんとうに、よくがんばられましたね。
そして、これほどの体験を、こうして記録にしてUPされたこと。
素晴らしいと思います。
それから、出産未経験の私に、とてつもない勉強の機会をあたえてくださったなちさんに、感謝いたしますとともに。
私と2日違いのBDのヒメちゃん、そして御家族様の。
今年1年のご多幸を心よりお祈りもうしあげます。
by ミィシャ (2014-01-01 02:09) 

ちょんまげ侍金四郎

この記録は凄いですね。
私の場合、産院での初抱っこは気を抜いたら泣いてました。
何せ看護師さんが数人いたので、堪えましたね(笑)
by ちょんまげ侍金四郎 (2014-01-06 12:02) 

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