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GLAY NEWALBUM“LOVE IS BEAUTIFUL” [GLAY]

こんばちわ、なちです。

さて、それでは、やっと1回聴けましたが、
1月31日発売・GLAYの2年半ぶりとなるニューアルバム「LOVE IS BEAUTIFUL」全14曲と、同封されてるPVのDVDのなち的感想をお送りしまーっす。
なお、お分かりとは思いますが、超個人的な感想ですので、よろしこー。

まず、ジャケット。
このジャケットと中に入ってる写真集を見て思ったのが、「落日」
モノクロの中に、しっかりとした意思を感じる。陰影だけで表現される写真は、カラーには無い説得力を持たせてる。日が昇るためには、日は沈まなければならない。日が沈まなければ、新しい朝は来ないのだ。
彼らが辿った2年半の道程を、このアルバムはきっと知ってるんだろうなぁー。

さっきね、歌詞だけ、まず読んだのね。そしたら、ライブで一度しか聴いたことない曲にも関わらず、メロディがしっかり聞こえるんだよね。やっぱり、なちにとって、GLAYは特別だなぁって思ったよ。

#1 ROCK’N’ROLL SWINDLE(album ver)
このイントロのリフ聴くだけで、テンションがズンズン昇っていくわ。
精魂込めたアルバムの一曲目。ロックの偽者。JIROの奏でるビートが心地よい。HISASHIのギターが幕開けを告げてる。GLAYの王道の8ビート。ビートにのる熱を感じる。

#2 変な夢~THOUSAND DREAMS~
TERUはまるでRAPを歌うかのよう、歌詞の内容は濃い。HISASHIの一見遊んでいるかのようなギターが、何だか心を奪っていかれてるような気がする。あぁ、、ライブの時の、会場の様子を思い出したわ。この曲、ものすごくライブ会場がリンクしてたんだよね。この曲を歌うGLAYを見たことある人は横浜アリーナにそんなに多くはいないはずなのに、会場全体が同じビートに揺れてたんだよね。GLAYファンの体には同じ血が流れてるのかな?

#3 100万回のKISS
TAKUROはこの曲に等身大の優しさを詰め込んだよね。なちはね、渋谷のスクランブル交差点の真ん中で立ち止まって、足早に過ぎる人々を見ているようなイメージなんだ。自分の周りには、自分とは違う髪の色や、カラフルな服を着て、自分とは違う道を歩いてる人がいっぱいだ。だけど、同じ人間なんだよね。彼らだって孤独を感じて、苦しさや哀しみを抱えているんだ。それでも歩いている、私と同じように。道の何でもない所でつまづく人もいるかもしれない。君はそんな人にも手を差し伸べられるかな。手を差し出すことが出来るかな。そう、問われてる気がする。

#4 夏音
今までのアルバムだって感じたけど、今回ほど彼らの生の声が叫ばれてるのって、ないと思う。感じた時代は一定じゃないけど、彼らは想像した出来事じゃなく、実際に感じた感情を歌ってるよね。だからこそ苦しくなるけど、心に抱えて離すことはできないんだ。彼らが一生懸命すぎるから。。。
そう、歌詞のように「♪精一杯生きた証のような恋でした」なんだね。きっと、TAKUROはそうだね。きっとTAKUROはそう歌うよね。だからなちは、あなたの歌を聞くと、あなたの人生を追体験してる気がするんだ。

#5 AMERICAN INNOVATION
打って変わってJIROちゃんの曲だっぴょん(なちの口調まで変わってDOする!)
あぁー、息抜きできるわぁ。歌詞は辛辣だけどね。皮肉というより、辛辣な批評だね。アップテンポなメロディだけど、うっかりすると聞き逃しちゃうけど、歌詞は甘くはない。跳ねるようなJIROのビートがイカす。

#6 ANSWER(album ver)
やっぱりこの曲の強烈さは、PVがかなりの味を占めてるね。歌オンリーで聞くと、曲として成立してるんだけど、PV見ると、とにかくTERUのオーラに参るんだよね。左右のステレオに分かれて聞こえる二つのギター。音を聴くだけで、二人の個性の違いが分かるね。TERUの「愛の方へ落ちておいで」の囁き、吸い込まれそうになる。

#7 僕達の勝敗
ひどく切なくて優しくて哀しいピアノの音。。。
日本人がMARIAに語りかけるのはウソっぽく感じるんだけど、何故かTAKUROには感じにくい。それはもちろんなちがGLAYファンだからだけど、TAKUROのこれまでの行動を見てれば、ウソは書かないことは知ってる。この曲、ライブで唯一正面のスクリーンで、歌詞を載せてたよね。彼らはどれだけの想いを詰めて、僕らの負けだと歌ったんだろう。
「♪答えは僕等の負けだ 皆気づきながら瞳を伏せて 最大の過ちに向かっている」。そう、気づいているんだ。この道の先は破滅へ繋がっていると。だけど、私も誰も今の利益や確実に手にしている幸福を手離そうとはしない。このままで良いはずはないと気付きながら。。。世の中にはどうにもならない不幸なことが多すぎる。だけど、「きっと晴れるさ」とTAKUROは言うんだね。

#8 サラギの灯
サラギって何?という、なちの疑問はこの際放っておきましょう。
ライブでなちが2番目に心を奪われた曲。彼らの王道とも言うべき、哀しくて優しいラブソング。秋から冬への心固くする季節の脆さ。大人のラブソングだね。大人の方が恋は切ないよね。北海道で生まれ育った彼らだからこそ歌える冬の切なさ。TAKUROの描くラブソングは、いつも唯一人の女性のことを歌ってる気がする。だからこそ、誰の胸にも響くんだ。ラストのサビのTERUの変調して歌う感じは、どうしようもなく心を駆り立てられる。心を鷲掴みされる。フォークのようにも感じるね。
TERUがメロに合わせてリズムを歌うOPとEN、、、切ねぇー!!

#9 WORLD’S END
HISASHI兄さんの曲っすね。
あぁー、癒されるわぁー、、、ってなちだけ?
キタァー、こういう激しいナンバーが聴きたかったのぉーー!!!
今までの曲順、超好きだわ。だって激しいナンバーが聴きたいって瞬間にコレだもーん!
HISASHI兄さんの世界、なち、超好き♪HISASHI兄さんにしか奏でられないメロ、歌詞、空気、どれもHISASHIにしか作り出せない世界。斜に世界を見てても、絶対に心に優しさがあるHISASHIだから、曲を聴けば明日への元気もらえるんだ。韻を踏むフレーズも懐かしくて、このギターの音も着実に昔とは違う。この繰り返されるリフが、たまらなく好きだわ。

#10 SCREAM
曲を聴くと、何故か頭をブンブン振り回したくなってきます(変人や)。あれ?ここにギター鳴ってたっけ?イヤホンを耳から外してみると、3人のヴォーカリストがいかに共鳴しあって歌ってるかが分かるね。そんなに声質も似てるわけじゃないから、完全にリンクしてはいないけど、共鳴はしてるよね。

#11 恋
ハーモニカの音が、永遠の愛の残酷を唄う。永遠とは残酷だと思う。

#12 I will~
最初のドラムのイントロが、新しいね。
TERUの素直に感じた、あの時の気持ち。
俺は信じてる、、、か。
TERUっていつの間にこんなに大人な歌詞を書くようになったの?そして切ないね。
HISASHIのギターは高音の突き抜けるメロを奏でつつ、私の心に風穴を射して、私のわだかまりを吹き流してくれるかのように響く。
「♪上手く生きてる時も 上手く生きてない時も 歯を食いしばってみて その分だけ踏み出せる」
そう歌えるTERUは、そう歌えるようになるまで、歯を食いしばったんだね。だからあなたの唄う歌は、真っ直ぐになちの心を捉えるんだね(泣)

#13 LAYLA(album ver)
何度聴いても、この歌い出しの歌詞にはインパクトを覚える。TERUは何度も何度も、何かを諭すように歌うんだね。そして声を張り上げて、CDの向こう側の人間を奮い立たせるんだ。シングルの時とは違うTERUの感情が伝わってくる気がする。

#14 MIRROR
オルゴールの音。物語が終わることを予感させる音。
このOPのギターに何度目かの安らぎを感じた。この曲のメロディは優しくて、ともすれば明るいのに、歌詞は痛い。
人生ってこんなに痛いものなのかなぁー。失うだけのこれまでの日々って、TAKUROはあの時もあの瞬間も何かを失っていたの?そんなことないよね。だからこうやって、マイナスの部分もHelloと歌えるんだよね。どんなに困難でも、明日に向かって歌おうとしてるんだよね。だけどTERUが唄うHelloの声色の違いのように、明日に向かう気持ちは無常だね。
オルゴールの音がポンと鳴り終わった時、パソコンのキーを打つ音が、やけに大きく聞こえたな。
LAYLAで終わらないGLAYのアルバム。なちは、GLAYのアルバムのラストはLAYLAだと思っていたけど、彼らは苦しくても前に進むことを選んだと感じさせるMIRROR。

このアルバムを通して感じる、何か。彼らの、ひどく確かな想い。
それは、使命感だと思う。
単純に言えば、音楽家としての使命感。自分の感じた感情を、赤裸々にありのままを唄うこと。

GLAYのアルバム「LOVE IS BEAUTIFUL」
愛って美しい。愛って素晴らしい。
・・というのが直訳だよね。だけどこの言葉の意訳は、一人一人違うような気がするよ。歩んできた人生の数だけ、解釈がある気がする。何だか、ものすごーく考えさせられるアルバムだったなぁ。この前のライブ、曲を一度も聴いたことない新曲ばかりの本編だったけど、スーッと心に入ってきて、なちの心に何かを残していったんだ。その何かは今でもよく分からないけど。こんなに人生に直に向き合って生きていたら、辛いけど、その倍得るものは多いと思う。日々競争して、勝って負けて、誰かを蹴落として、踏みつけて這い上がっていくような世の中でも、明日という希望は、誰の元へも等しく流れている。
でもそれは盲目的な希望ではなくて、
背負うものを背負いきった責任からくる希望なんだと思う。見たくないものも見える未来だけれど、もしかしたら変えられる未来なら、過去に生きるよりも未来に向かうことを選びたい。

続いて、PV(DVD)です!!
■ROCK’N’ROLL SWINDLE
超カッコいいー!!
だけど、目が回りそうだ(笑)
上空のヘリが、なんか時代を表してるようで、すんごく焦燥感を感じる。
JIROが超イケてるわ。なんでか、JIROの上空にしかヘリ出てこないけど。
あれ?兄さん以外のメンバー全員、グラサンしてるわ。兄さんは帽子とメイクで武装してるけどねん♪
ヤバイ、、、包帯萌え?(笑)←TERU頑張ってるね!

■恋
ドミノ。。。
抑えたパフォーマンスなのに、ズンズン胸に迫ってくる。
今までのPVではなかったタイプだね、有名な女優さん(佐田真由美さんだよね?)が出るのって。
だけど、彼女達二人の恋は、哀しくて恐ろしい。黒い羽が舞ってる。黒い羽は、死への誘い(P様の影響か?)
白い羽が舞うGLAY。彼女には黒い羽が舞う。この曲って、こんなに残酷な解釈が出来るんだ。奪うのが愛と歌うTERU。だけど、TERUはあくまで激しく切なく歌うんだね。

■SCREAM
あれ?スクリームのPVって、シングルと同じPV?何か違う気がするなぁー、導入部は。
久しぶりに見たから記憶違いかなぁー(それでも確認はしないなち、笑)珍しく赤く髪を染めたTERUさん。軽くしっかり演技してるHISASHI兄さん(笑)。このスクリームのMステの映像って、マジ永久保存版だよね。だって、TERUの横にダンサーがいるんだよ?(笑)。ちょっと前なら想像すらしなかった光景だもん。
あー、やっぱシングルと違う気がするわ。GLAYがメインになってるわ。いつ見てもアメコミの世界な感じだね。
やっぱヴォーカリストって、文句なしにカッコいいわ!

■ANSWER
氷室さんが出てくると、ドキドキしちゃいますねぇー。えぇ、この後のTERUの男っぽい顔にね(そこかよ!)
だってね、このPVのTERUのカッコよさったら、国宝級っすよ(なち基準)。背景のシアターの装飾がキレイすぎて、引き込まれるね。TERUはいつもいつも一生懸命ですごいんだけど、このPVのTERUはね、いつもと違うの。彼の放つオーラは、たぶん気持ちがノってるでは説明つかなくて、まるで魂が火花となって、彼を輝かすのね。TERUの目線一つ、指先の一つから、魂のほとばしりが感じられる。

■夏音
紙芝居のようなキレイな映像。少年はどこへ歩いていくのでしょうか?初めてなちは、このPVをフルで見ます。
彼は恐る恐る、愛しい彼女に会いにいく。木をかきわけ、舟を漕ぎ、新しい世界へゆっくり歩く。ただ彼女に会うために。すぐそこに彼女がいるのに、運命は彼の足元を崩し、彼は目の前で彼女を失う。彼女はある危険に陥ってしまう。竜に乗った少年は彼女を助け出すけど、彼女は彼を選ばなかった、って言うのがなちのPV解釈。

■100万回のKISS
君の隣にいてくれる人は、きっと君を大切に思ってくれてるよ。だから大丈夫、君は一人じゃないよ。。。と、歌ってくれてる気がするのは気のせい?だけど、私は私の愛するあの人に、そんな風に思えてもらえてるかな?そんな風に、あの人に寄り添えているかな?今までもらった愛より、より多くの愛情を返せているかな?

あれ?番外編?
ジャケット撮影の様子ではないですか!MIRRORのオルゴールの音はどこまでも優しくて逞しいね。
TAKUROは、これから一人の男として、父親として、どんな歌を紡いでいってくれるかな?
JIROは、これから力強いその目に、どんな色を宿していくのかな?
HISASHIは、これからも誰よりも優しく笑ってくれるかな?
TERU、、、あなたは、これからもいつまでも、私達のために歌ってくれますか?
あ、、、コレ。落日で合ってるわ。
彼らはこれを作ることで、新しい朝を迎えようとしてる。そして、出来上がった今、これらの曲をライブで演奏している彼らは、きっと新しい一日の朝の中を生きてる。
こんなに真っ直ぐな笑顔で仕事出来たら、幸せな人生だと言えるかもしれないね。

という訳で、超個人的な、独自の切り口からの勝手な解釈ですが、皆様には出来るなら自分の耳でこのアルバムの何かを感じて頂けたらと思います。
最後に、ぶっちゃけます。
歌詞を覚えるのが、超キッツーイ!!
なちでした。。。

またね、おやすみんしゃい。


2007-02-02 21:40  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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